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名のない果実を手に取って 内から伝う 満ちゆくものは 何であるのでしょう…? カーテンタイバックのご紹介です。 色褪せて 風に晒され 転がり落ちた。 半球状に象られ 表面に小さな突起が連なる 名のない果実。 かつては 赤々と燃ゆるような それとも 青々と冴えるような 色を湛えていたのだろうか。 誰人にも 摘み取られる事のないように 小さなその身を守るため 魅惑の色を 風に流し去ったのでしょう。 名のない果実は けれど 居場所がないと嘆く事もなく 吹きそよぐ風や 照らす光をも内に包み込む。 あなたの手の内に そっと収まる 色褪せて固くなる小さな実。 段々と命が満ちてゆくような あたたかさを感じる。 | attention : - 古いモノですので下記の写真をよくご確認の上、ご検討下さい。 - 経年によるキズ、ヨゴレ等ございます。 - 写真と実物は多少異なることがあります。ご了承ください。 - 撮影小物等は含まれません。 |
| Size | W :- D :- H :- |
|---|---|
| Material | Brass |
| Age | 1900s (推定) |
| Country | France |
新商品
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