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今にもはらはらと 雫を落として泣き出してしまいそうな 涙を含んだ曇り空の色に身を包んだ 1700年代後期のチェストのご紹介です。 幾つもの艶やかなカーブが 連なる4段の引き出しに漂う色香は ただ傍にいるだけで 甘い眩暈に誘いこまれてしまうほど。 ふんわりと取り付けられている 鈍く輝くハンドルや鍵穴は まるで厚い雲の隙間から舞い降りた 天使が羽根を休めているようで その細やかさには抑えても 感歎の声が零れてしまいます。 サイドのパネルまで隙なく 装飾が施され美しさを究めたチェスト。 命の果てまで共に過ごし 嵐のような歓びの想い出も 嘆き哀しむ夜の涙も 全て収めていきたいチェストです。 | attention : - 古いモノですので下記の写真をよくご確認の上、ご検討下さい。 - 経年によるキズ、ヨゴレ等ございます。 - 写真と実物は多少異なることがあります。ご了承ください。 - 撮影小物等は含まれません。 |
| Size | W :815 D :580 H :800 |
|---|---|
| Material | Wood |
| Age | 1750s〜 (推定) |
| Country | France |
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